平成11年の秋頃のことです。下腹部あたりにねじれるような痛みを感じるようになりました。はじめは1日おきだったその痛みが、しだいに1日に何度も繰り返し起こるようになって、近くの病院で検査しました。その結果が「大腸ガン」でした。すぐに入院して、4時間に及ぶ大手術を行い、大腸にあったガンをすべて切除しました。
手術後、医師から抗ガン剤による補助化学療法をすすめられました。しかし、悪名高い副作用や免疫力の低下など、抗ガン剤の弊害は以前読んだ本で知っていましたので、化学療法を受けようかどうしようか悩んでいました。これは後日談ですが、このとき妻は医師から「余命6カ月」と告げられていたそうです。
ちょうどそんなときに、娘が「ガンにいいから」といって『紫イペの高硬度エキス』をすすめてくれました。紫イペエキスのことはまったく知りませんでしたが、娘がいうなら間違いないだろうと、信じて飲んでみることにしたのです。1回5粒、1日に3回、合計15粒を飲み始めました。
紫イペエキスを飲むようになってから、2週間ほどで食欲が出始め、ベッドから降りて歩けるようになるなど、体調のよさが自覚できるようになりました。それで、ふんぎりがつき、化学療法は受けないことに決めました。
それから1カ月して、手術の傷口もふさがり、ますます食欲も増してきました。2カ月後には自宅療養できることになったのです。私の回復ぶりには医師も目を見張っていました。
自宅も戻ってからも紫イペエキスを1日9粒ずつ毎日欠かさず飲むようにしていました。4カ月後には仕事にも復帰できました。
手術から1年半。おかげで再発も転移もなく、現在もいたって元気で食欲もあり、手術前と変わらない普通の毎日を送っています。