娘の腕に、型押ししたようなやけど様のものができたのは、平成14年3月のことでした。最初は赤い発疹がポツポツとできていたのですが、それがやけど様に広がっていったという感じでした。
皮膚科で診てもらい、その病名を聞いたときは、私も娘も言葉を失ってしまいました。限局性強皮症という病名で、膠原病の一種だとのことでした。膠原病といえば、原因もわかっていない病気。治療は対処療法のみで、長期にわたって治療を続けなければいけないというではありませんか。娘はこれから結婚もし、子どもを生み、子育てをして長い人生を送っていかなければならないのに、こんなに若くて難病を患うようになるとは、本当に、青天の霹靂でした。
「膠原病」という項目から、インターネットを開いていろいろと調べてみました。そこに掲載されている話のどれもが、「うまくつき合っていく病気」とあります。進行させないように日々の生活をコントロールしていくことが大切とも書かれていました。そんな情報の中に「紫イペエキス」がありました。コントロールしていかなければならないなら、それを補助する健康食品は、娘にとっては価値のあるものだと考え、さっそく申し込むことにしたのです。
娘の強皮症は幸い「限局性」で、「全身性」ではないということでしたので、一応は安心しておりますが、顔にでもできたらどうしようかと、不安は募ります。「紫イペエキス」のカプセルを飲むことにし、毎日欠かさず始めました。
「紫イペエキス」を飲み始めて、いま3ヵ月がたとうとしています。現在のところ、やけどのような跡はまだありますが、進行はしていません。血液検査や細胞検査の結果にも、全身性に移行する気配はないとのことで、少しは安心しております。
娘も覚悟を決めたようで、「これからも紫イペエキスと一緒に、うまくつき合っていくことにするわ」といっております。オロオロする親の私より、しっかりと病気と向かい合っているようです。私ができることは「紫イペエキス」を飲ませ続けてあげること。今も「紫イペエキス」を毎日飲んでおります。