私が「子宮ガン」の手術をしたのは平成13年2月です。からだに不調を感じて総合病院へ行ってみると、医師からガンを告知されました。「手術をすれば必ず治ります」という医師の言葉を信じて、手術することを決断しました。
生まれてからずっと大病をしたことがありませんでしたから、入院するのも手術をするのも初めての経験でした。医師から手術が成功したと伝えられた時、2つ目の命を授かったような感謝の気持ちでいっぱいになりました。
手術後、約1カ月ほどして、自分ではまだ退院できる状態じゃないと思ったのですが、病院の都合で、追い出されるようにして退院することになりました。
ところが家に帰っても、からだが本来の調子を取り戻してくれません。台所仕事も洗濯も買い物もできないありさまなのです。夫は無理をするなといいますが、情けないのと申し訳ないので、泣きたくなりました。食欲もなくて、食べられるものといったら、せいぜい果物くらい。49キロだった体重も43キロまで減っていたのです。
たまらず医師に相談すると、「治っています、大丈夫ですよ」としかいってくれません。
困り果てていた時に、知り合いから紫イペの高濃度エキスのことを教えてもらいました。健康食品など興味のなかった私ですが、苦しまぎれに、その話に飛びついたのです。
でもそれがよかったようです。紫イペの高濃度エキスを飲み始めてみると、徐々に効果が現れました。まず気がついたのは食欲が出て、少しずつ食べられるものが増えてきたことです。するとしだいに体力もついてきて、横になっている時間が少なくなり、立って歩くことが多くなったのです。主人も「顔色がよくなったね」といってくれるようになりました。
3カ月後には、自転車で買い物にも出かけられるようになり、掃除、洗濯など、ほとんどの家事ができるようになりました。体重も3キロ戻って、46キロまで増えました。
あれから1年たった今、体重はもとの49キロになり、ほとんど子宮ガンが発見される前と変わりのない生活に戻りました。
今でも時々、もしあの時紫イペの高濃度エキスと出会わなければ、衰弱死していたかもしれないと思うことがあります。ほんとうに感謝しています。