もともと体力のある私は健康にも自信があり、充実した壮年期を楽しんでいました。2013年の春、会社の健康診断でひっかかった時もたいしたことないだろうと、気軽な感じで近くの病院に精密検査を受けに行ったのです。
検査の結果、初期の肺がんを告知されたときはパニックに陥りましたね。思ってもいなかったので、どうしたらいいのか分からず混乱しすぎて、前後のことをよく覚えていないほどです。ただし初期だということもあり、妻と娘は意外と冷静に受け止めていました。とにかく治療すれば治るんだから、と励ましてくれたので私も徐徐に落ち着きを取り戻していったのです。家族の有り難みを実感した最初のエピソードといえます。
この時はとにかく一刻も早く切除しましょうといわれ、7月に手術を受け1カ月の入院で復帰できました。腫瘍が小さく、リンパ転移もなかったので抗がん剤の必要もなかったのが幸いしました。その後2カ月に1度、定期健診を受けましたがレントゲンだけでしたので少し不安を感じていたのです。
1年後副腎への転移がんを発見。
『紫イペ』と抗がん剤で立ち向かう!
嫌な予感が的中したのは1年後でした。2014年7月の検査で、左副腎にまさかの転移がんが見つかったのです。しかも4cmという大きさ。検査の不十分さを懸念していた私は即座に転院を申し出て、がん専門の病院を探し、紹介状を書いてもらいました。
さて治療ですが、今回は抗がん剤でまず縮小させることとなりました。この時、知人から紹介されたのが『紫イペ』だったのです。がん治療の助けになると聞き、藤本病院の院長の本も読みました。確かに私の病態にも合いそうでしたので、信じてみようと思いイペエキスパウダーを購入しました。朝昼晩の食後と就寝前、1日4回スプーンに1杯ずつ飲むだけでよいので楽でしたね。
抗がん剤の辛さはよく聞きますので覚悟していました。私の場合、入院して抗がん剤の経過観察を行ったのですが、数日間の食欲不振と軽い湿疹が出たくらいで、不快な症状に悩まされることはほとんどありませんでした。2回目の治療は通院で受け、会社にもしっかり通って仕事ができています。生活に支障のないことが本当に嬉しかったです。
体力や免疫力があることも良かったようで、薬はよく効きました。『紫イペ』の自己治癒力活性化作用も一助になったのでしょう。9月の検査では最初に300もあった腫瘍マーカーが6〜8まで下がって、ほぼ正常値にまで整ってきたのです! また、4cmあったがんは2cmに縮小していました。「このままキレイに消失することもあるので期待しましょう」と、主治医にも言われ、先行きが明るく感じられました。
がんは完治するとはいいきれないので、今後もずっと体を大事に観察していかなければならないとのこと。でも私は闘う気まんまんです! 『紫イペ』があれば自分の体内でしっかりがんを見極め、叩いて行けると確信しているからです。抗がん剤治療を楽々乗り越えているのもきっとイペの底力でしょう。家族の支えと紫イペのパワーで、今後の長い闘いを切り抜けていきたいと思っています。